スケッチジャーナル・ビギナーズ 感想

読んだ本

どんな本?

手帳や身近な道具を使って、日常を(主に)絵で記録するジャーナル、「スケッチジャーナル」の書き方について書かれている本です。「ビギナーズ」ということで、前作の「スケッチジャーナル」より具体的に創作のステップが書かれています。また、Kindle版は巻末の付録として作者が実際に書いたスケッチジャーナルがついてきます。

感想

私は前作の「スケッチジャーナル」を買って実際にスケッチジャーナルを書いてみたんですが、前作だけだと今ひとつ何をどうすればいいのかが分からなくて適当に書き始めた結果、スケッチするネタが全然思い浮かばなくてやめてしまいました。今作は、スケッチジャーナルを書くための具体的な作業手順が書かれています。ネタ切れにならないようにするためのコツや、いきなり絵を描き始めるんじゃなくてネタ集めをすることやその方法、絵をかくだけではなくてその後にどう楽しむかなどが書かれているので、その手順に従って実際やってみるとスケッチジャーナルが書けそうだなと感じました。

中身は文字の情報も多いですが、イラストの説明や実際に書かれたスケッチジャーナルも紹介されているので、「こんなのが描けたらいいなぁ」っていうワクワク感があって、見ているだけでも楽しい気持になります。スケッチジャーナルの描き方は読んだだけで簡単に覚えられるようなものではなさそうなので、一気に読んでから試してみると言うより、少しずつ読みながら実際に行動していくという感じが良さそうです。実際にスケッチジャーナルを描く時に悩むこととかもあるので、何度も読み返すことになりそうです。

前作と本作の違い

前作も今作も、「スケッチジャーナル」の描き方を紹介しているのは同じなんですが、「ビギナーズ」の方がより具体的なステップが描かれているので、そのステップに沿って行動を起こしやすいように思います。また、絵を描くことだけでなく、ネタ作りから派生した振り返りとかスケッチジャーナルに描く「ポジティブなこと」以外の出来事をどう処理するかなど、スケッチジャーナル周辺のこと的な内容も紹介されているので、まず「ビギナーズ」を読んで具体的なやり方を知ってから、前作を読むというのもアリかなと思います。

実際にやってみた

まずは描くネタを集めなければならないので、ネタ探しのためのノートを作りました。ネタ作りのノートは肌身離さず持ち歩いて何でも書いて良いというものなので、まずは「ネタを探す」ためにネタ作りのノートを書いてみるところから始めています。最近、夢とか目標とか、ワクワクすることとかが何もなく、ただ生活しているだけだな感じていました。「何かネタになりそうなことはないかな?」とアンテナを張り巡らせる生活をしてみようと思います。でも実際、ネタになることを探すって難しいですね。全然何も思い浮かびません。基本家にいることが多いから、もう少し外に出て、ワクワクを探しに行ってもいいかもなって思いました。

まとめ

まだ始めたばかりですけど、何だか日常にちょっとしたワクワクができそうかなっていう感じがしています。単に日常を記録するっていうだけじゃなくて、スケッチジャーナルを描くことで自分の生活の振り返りとか、心の中を整理するようなことができていったら毎日の生活に張りが出てきそうだなって感じます。実際に行動に移そうかなっていう考えも生まれて生きているので、読んで良かったなと思いました。

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