肝臓を奪われた妻 10話の感想

日記

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週に一度のお楽しみ、「肝臓を奪われた妻」。予告で弘子が優香に襲いかかるということだけは分かっていたので、ずっと気になってました。

前回で過去の話を挟み、今回は光星が優香にもう一度結婚しようと言ったところからのスタートです。

優香は「結人から実の父親を奪うのか」というようなことを言われて、心が揺らぎます。ぶっちゃけ、クズな父親なんて必要ないから気にすんなと思いますが、やっぱり母親としては負い目があるんでしょうね。そんな優香と連絡が取れず、井川はバーで連日飲んだくれ。井川も可哀想な人ですね。婚約者はアレな人だし、良いなと思った人には相手にされないし。

優香に会いたいと思っている井川のところに、弘子がやってきます。一方的にカブトムシ形のクッキーを押しつけて帰るところは正直恐怖でしかないです。本人なりに頑張っているみたいですけど、井川がクワガタ好きだって言うことを全然覚えてないあたりに、そもそも自分勝手なんだなこの人っていうのがよく出ている気がします。こういうクッキーを押しつけることも、「私がやってやってるんだから、早く連絡してきなさい」的な独りよがりなものを感じます。

光星の母親、るり子は黒田にどハマり中。ゴルフスクールを開きたいという黒田のために金を用立てたりしています。でもそれじゃたりない。2000万必要だと言われ、なんとかするみたいなことを言い出します。分かりやすくダメなやつだと思うんですけど、どうやってそんな大金を用立てるつもりなんだろう。

そんなこんなで、どうしても優香に会いたい井川の所に探偵が現れます。「因果応報」とか何とか言っていましたが、この探偵が井川に何か吹き込んだのか、優香の働く花屋に井川が訪れます。その様子をどういうわけか弘子が見ていました。怒りで我を忘れた弘子が優香に襲いかかります。やっと予告の意味がここで分かりました。弘子マジでやべぇ奴なので、花屋の店先で暴れまわったあげくデッキブラシで優香に殴りかかろうとします。

そこへ現れたのが小栗。優香をかばって殴られ、倒れてしまいました。後ろを殴られたのに、なんでおでこから血が出ているのかは気にしないようにしよう。とりあえず、弘子マジでヤベぇ奴だなと。感情の抑えが効かないにも程があるだろ…。

優香の復讐は進んでいるようにも見えるけど、その分、誰かが傷ついたりすることが増えてきている気がします。まぁ、誰も傷つかない復讐なんてないのかも知れません。自分が傷ついたように、相手を傷つければその傷つけられた周りの人間にも何らかの被害は及ぶわけで。そうまでして復讐をすべきなのか。ある意味考えさせられるなと思います。

そんな葛藤が優香にもありそうだなということが次回予告からなんとなく伝わってきます。これからどうするのか、とても楽しみです。

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