前回、ルイの暗殺に成功したかに見えましたがルイは復活。ルイが死んだと思われた時に王子の様子を見ても、呪いは解けず。フォーデンとフィデリオが死に、王権競技会もうやむやな状態になりつつあります。割と最悪な結末を迎えました。
ピンチを乗り越える秘策
ルイが復活したことで、主人公達は裏切り者なのではないかと疑われてしまいます。このピンチをどう乗り越えるか。話し合いの結果、とんでもないことを思いつきます。
主人公と王子はよく似ているので、自分こそが王子だと名乗るしかないと。
割とめちゃくちゃな話です。王子だと名乗ったとして、忌み嫌われているエルダ族の主人公が本当に王子であると信じてもらえるとも思えません。
ただ、ヒュルケンベルグの話では実は王子はエルダ族の血を引いているのではないかという噂は存在していたようです。それなら、それを利用しない手はありません。
そんなこんなしているうちに、フォーデンの後釜としてとある人物が名乗り出ます。
聖女レラです。聖女レラは、ジュナの姉です。レラ自身は女王になることを望んではいないようですが、フォーデンなき後、惺教の信頼を取り戻すには、レラが候補者として上に立つしかないのです。
レラと戦うわけにはいかない…と思っている主人公達に、レラはとんでもないことを話し始めます。
王子の呪い
それは、王子の呪いのことです。一度ルイが死んだ時も、王子の呪いは解けることがありませんでした。本来、術者が死ねば呪いは解けるはず。復活したとは言え、ルイは実は呪いをかけた張本人ではないのではないか。そんな疑念がありました。それにレラが答えます。
こんなことをレラが言うってことは、呪いをかけたのはレラだということですね。驚くべき事実を告げ、レラは思い出の場所で待っていると言い残し、去って行きます。レラとジュナの思い出の場所。それはもう閉鎖されてしまった魔法学院のことのようです。王子に呪いがかけられた時、まだレラは12歳。子供だったレラにそんなことができるわけがない。真相を知るべく、主人公達はレラの元に向かいます。
レラの告白
やってきた主人公達に、レラはドラゴンをけしかけてきます。なんとかして倒すと、レラは真実を語り始めます。
12歳の頃、レラは妹のジュナに危害を加えるとフォーデンに脅され、王子を暗殺するよう命じられました。でも、子供だったレラに上手くできるはずもなく、中途半端に呪いがかかった状態になってしまったというのです。ドラゴンをも退けた主人公達の力と覚悟を目にし、レラは自分の力を使って国民の心に語りかけます。
こいつ、脳内に直接…!
レラは自分の行いを告白し、主人公こそが王子であると断言すると、自らを氷の中に封印し、命を絶ちました。
こうして、主人公は本当に王子だと人々は信じました。主人公達はレラの遺志を継ぎ、ルイに必ず勝つと誓ったのでした。そして、レラが命を絶ったことで、王子の呪いも解けました。呪いが解けた王子の元へ急がなければいけません。